DragonBall
DragonBallとは、Motorolaによって製造されている、携帯情報端末向け統合型マイクロプロセッサのシリーズ名である。
DragonBallは、16ビットマイクロプロセッサの1つである68000をベースに改良されたもので、Palm搭載端末をはじめとする各種携帯情報端末に採用されている。
なお、2011年1月現在のDragonBallには68000コアを使用した製品以外に、ARMコアを使用した製品も登場している。そのいずれもが、各種インターフェースやメモリーコントローラーを統合したものとなっている。
RISC: | AltiVec ARM版 ARMアーキテクチャ DragonBall hyperSPARC microSPARC microSPARC II |
DragonBall
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/02 06:01 UTC 版)
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DragonBall(ドラゴンボール)またはMC68328は、68000コアをベースとしたモトローラ/フリースケールのマイクロコントローラである。
ハンドヘルドコンピュータ向けの低消費電力プロセッサとして実装されている。設計はモトローラが香港で行った。
DragonBallは初期のPalmマシンに搭載された。Palm OS 5 からはARMベースのインテル製XScaleプロセッサに取って代わられた。また、AlphaSmart社から発売されたワードプロセッサにも採用されていた。
オリジナルの68328とDragonBall EZすなわち MC68EZ328は最高16.67MHz・2.7MIPS、DragonBall VZ(MC68VZ328)では33MHz・5.4MIPS、DragonBall Super VZ(MC68SZ328)では66MHz・10.8MIPSの性能だった。
アドレスバス32ビットの32ビットプロセッサである。EZ と VZ の一部製品は外部アドレスバスが24ビット。数多くの機能を持ち、カラーまたはグレースケール液晶ディスプレイ用コントローラ、サウンド機能、タッチスクリーンサポート機能などが装備されていた。ある意味でコンピュータ全体がチップに搭載されたと言える。DragonBall EZ を使う前のPalmマシンは2倍以上の個数のICを使っていた。
最も新しい DragonBall MXシリーズ(i.MX あるいは MC9328MX とも)は68000コアではなく、ARM9以降のコアを使っている。
MC68328の機能
- MC68EC000 CPUコア
- LCDコントローラ
- 16bit Timer × 2
- SPI Master × 1 / Slave × 1
- IrDA対応UART
- PWM サウンド用
- リアルタイムクロック
- SIM(SystemIntegrationModule)
関連項目
「DRAGON BALL」の例文・使い方・用例・文例
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