DPRSのシンプレックス運用
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/08 07:48 UTC 版)
「D-STAR」の記事における「DPRSのシンプレックス運用」の解説
438.01MHzにて、DPRSやウェザーステーションの自動送受信が行われている。 D-STARトランシーバの自動送信タイマーを設定する事で、位置情報や気象情報を自動的に送信し多数のアマチュア無線局同士で位置情報や活動状況を共有する事によるコミュニケーションの活発化、移動地のPR、登山時の遭難予防などにも役立てる事ができる。 D-STARトランシーバの位置情報機能であるDPRSは通常レピータを通してAPRS網に配信される仕様となっていたが、トラッカーやウェザーステーション等で自動送信する場合も区別なくレピータが中継動作してしまう問題があり、音声通話を目的にワッチしている局からは迷惑であるとされるも、JARLのD-STAR委員会担当者はブログで使用禁止とアナウンスするばかりで具体的な解決を行う事なく放置していた。しかし、2009年頃から埼玉県の堂平山に有志により438.01MHzでシンプレックスi-gate局が設置されるようになり、それから10年遅れてやっとJARLのD-STAR委員会担当者もシンプレックスi-gate局の開設について案内するようになった。それに伴い、長年放置されていた配信クライアントソフトウェアのバグも修正された。
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