クルクマ・アリスマティフォリア



●タイの北部から東北部に分布しています。山地の緩い傾斜地などに生え、高さは45~60センチほどになります。根茎から「バショウ」に似た葉を伸ばします。夏から秋にかけて、短い円柱状の花序を出し、紫色の花を咲かせます。淡い紫色からピンク色に色づくのは苞葉です。苞葉が白色や淡青色になる園芸品種もあります。わが国ではふつう「クルクマ・シャローム」と呼ばれるそうです。
●ショウガ科ウコン属の多年草で、学名は Curcuma alismatifolia。英名は Siam tulip。
ウコン: | クルクマ・アリスマティフォリア クルクマ・グラキリマ 鬱金 |
グロッバ: | グロッバ・ウィニティ |
シュクシャ: | ジンジャー |
ショウガ: | 大山生姜 茗荷 |
クルクマ・シャローム
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クルクマ・シャローム | ||||||||||||||||||||||||
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![]() クルクマ・シャローム
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分類(APG IV) | ||||||||||||||||||||||||
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学名 | ||||||||||||||||||||||||
Curcuma alismatifolia | ||||||||||||||||||||||||
和名 | ||||||||||||||||||||||||
クルクマ・シャローム |
クルクマ・シャローム(学名、Curcuma alismatifolia)はクルクマ・アリスマティフォリアの俗称として知られる。単にクルクマとも。東南アジア原産で、タイの北部やカンボジアなどに分布する、ショウガやウコンの仲間。花が美しく日本では主に観賞用として用いられる。
原産国のタイでは特にチャイヤプーム県のパー・ヒンガーム国立公園の自生が特に有名で、同県の県花にもなっている。現地では特にクラチアオ(กระเจียว)、カミンコーク(ขมิ้นโคก)、ドークアーオ(โดกอาว、北部方言)などと呼ばれ、観賞用としてよりも、むしろ根をカレー粉として使ったり、薬用として用いたりする。
日本では、大阪花博覧会で出品されて以来、タイから球根が輸入され観賞用として広く栽培されるようになった。30℃以上で発芽し、室内でも栽培することが出来る。また切り花としても使われる。
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