Control.ReflectMessage メソッド

.NET Framework クラス ライブラリ リファレンス

Control.ReflectMessage メソッド

指定したメッセージを指定したハンドルにバインドされたコントロールにリフレクションします。

名前空間: System.Windows.Forms
アセンブリ: System.Windows.Forms (system.windows.forms.dll 内)
構文

Visual Basic (宣言)

Protected Shared Function
 ReflectMessage ( _
    hWnd As IntPtr, _
    ByRef m As Message _
) As Boolean

Visual Basic (使用法)

Dim hWnd As IntPtr
Dim m As Message
Dim returnValue As Boolean

returnValue = Control.ReflectMessage(hWnd, m)

C#

protected static bool ReflectMessage
 (
    IntPtr hWnd,
    ref Message m
)

C++

protected:
static bool ReflectMessage (
    IntPtr hWnd, 
    Message% m
)

J#

protected static boolean ReflectMessage (
    IntPtr hWnd, 
    /** @ref */ Message m
)

JScript

JScript では、値型の引数は参照渡しされません。

パラメータ

hWnd

メッセージをリフレクションするコントロールのハンドルを表す IntPtr。

m

リフレクションする Windows メッセージを表す Message。

戻り値
メッセージがリフレクションされた場合は true。それ以外の場合は false。

解説

ReflectMessage メソッドは、インフラストラクチャ メソッドであり、通常、コードから呼び出されることはありません。

hWnd パラメータが有効なコントロールを表していない場合、ReflectMessage メソッドは false を返します。

Windows メッセージはトップレベル ウィンドウに返されるため、ReflectMessage メソッドを使用して、メッセージの送信元のコントロールにリターン メッセージをリフレクションします。Windows メッセージの詳細については、MSDN ライブラリ (http://msdn.microsoft.com/library) の「Common Controls」を参照してください。

.NET Framework のセキュリティ

• UIPermission  (すべてのウィンドウでこのメソッドを呼び出すために必要なアクセス許可)。UIPermissionWindow の AllWindows 値 (関連する列挙体)

プラットフォーム

Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows CE, Windows Millennium Edition, Windows Mobile for Pocket PC, Windows Mobile for Smartphone, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition

開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。

バージョン情報

.NET Framework
サポート対象 : 2.0、1.1、1.0

参照

関連項目
Control クラス
Control メンバ
System.Windows.Forms 名前空間
WndProc
PreProcessMessage