Chlorhexidineとは? わかりやすく解説

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クロルヘキシジン

分子式C22H30Cl2N10
その他の名称ステリロン、ノルバサン、ロテルセプト、クロルヘキシジン、Nolvasan、Sterilon、Rotersept、Chlorhexidine、1,1'-Hexamethylenebis[5-(4-chlorophenyl)biguanide]、ソレトール、ツブリシド、フィメイル、ヘキサドール、クロロヘックス、クロロヘキシジン、クロロヘクス、Soretol、クロロヘキス、Chlorohex、Chlorohexidine、Fimeil、Hexadol、Tubulicid、1,1'-Hexamethylenebis[5-(p-chlorophenyl)biguanide]、1,1'-(1,6-Hexanediyl)bis[5-(4-chlorophenyl)biguanide]、α,α'-(1,6-Hexanediylbisimino)bis[[3-(4-chlorophenyl)guanidino]methaneimine]
体系名:1,1'-(ヘキサン-1,6-ジイル)ビス[5-(4-クロロフェニル)ビグアニド]、N',N''-ビス(4-クロロフェニル)-3,12-ジイミノ-2,4,11,13-テトラアザテトラデカンジアミジン、N,N''-ビス(4-クロロフェニル)-3,12-ジイミノ-2,4,11,13-テトラアザテトラデカンビス(イミドアミド)、N,N''-ビス(4-クロロフェニル)-3,12-ジイミノ-2,4,11,13-テトラアザテトラデカンジアミジン、1,1'-(1,6-ヘキサンジイル)ビス[5-(4-クロロフェニル)ビグアニド]、1,1'-ヘキサメチレンビス[5-(p-クロロフェニル)ビグアニド]、1,1'-ヘキサメチレンビス[5-(4-クロロフェニル)ビグアニド]、α,α'-(1,6-ヘキサンジイルビスイミノ)ビス[[3-(4-クロロフェニル)グアニジノ]メタンイミン]


クロルヘキシジン

(Chlorhexidine から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/21 22:56 UTC 版)

クロルヘキシジン
IUPAC命名法による物質名
薬物動態データ
血漿タンパク結合 87%
識別
CAS番号
55-56-1
ATCコード A01AB03 (WHO) B05CA02 (WHO), D08AC02 (WHO), D09AA12 (WHO), R02AA05 (WHO), S01AX09 (WHO), S02AA09 (WHO), S03AA04 (WHO)
PubChem CID: 5353524
DrugBank APRD00545
KEGG D07668
化学的データ
化学式 C22H30Cl2N10
分子量 505.446 g/mol
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クロルヘキシジンChlorhexidine)は医薬用殺菌薬で、グルコン酸、あるいは塩酸塩、酢酸塩として用いられる。CAS登録番号は55-56-1(グルコン酸塩は18472-51-0、塩酸塩は3697-42-5、酢酸塩は56-95-1)。

主な適用

洗口液に添加され、歯肉炎などの歯周病を軽減・予防する効果があるとされる。手術野の皮膚の消毒や手術前の手指消毒に使用されることも多い。

医療用医薬品としては、グルコン酸のものが繁用されている。

国内においては、口内洗浄液として粘膜への使用で過去にアナフィラキシーショックの事例があるため、海外で販売されている洗口液(0.12%〜術後などは0.2%程度)より低濃度(0.0001〜0.0006%)の製品が販売されている。例外として、結膜嚢には0.02%製剤および20%製剤(0.02%濃度に希釈して使用)がある。

アメリカでは粘膜に使用される第一選択薬となっている。代表的な製剤としてはヒビテン、マスキン、ヒビスコールなどが挙げられる[1][2]

アレルギーや過敏症のためエタノールを使うことのできない場合の手指消毒には、以下の製剤を用いる[3]

  • 0.1~0.5%クロルヘキシジングルコン酸塩液
  • 4%クロルヘキシジングルコン酸塩スクラブ

その他の注意

発泡剤との混合はクロルヘキシジングルコン酸塩Chlorhexidine Gluconate)の効果を減弱させる。

脚注

関連項目



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