CLC
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/05 07:59 UTC 版)
「AGM-88 (ミサイル)」の記事における「CLC」の解説
CP-1001B/AWGおよびCP-1001C/AWG HARM CLC(Command Launch Computer)は、航空機の火器管制装置のサブシステムとして搭載されるHARMシステム専用コンピューターである。アメリカ海軍機で用いられている。CLCとそれに付随するソフトウェアは、AGM-88ミサイルの各型と互換性を持つ。 CLCは、MIL-STD-1553Bデータバスを通じてミサイル本体および航空機に搭載されているELS(F-4GのAN/APR-47など)、HTS、TAS、RWR(レーダー警戒装置)などと接続する。これらからの目標に関するデータを処理し、適切な表示を搭乗員へ示すとともに、目標の優先度を決定し、AGM-88が慣性誘導の基準に用いる航空機の高度や位置などのデータを収集する。また、SPモード(後述)では、搭乗員の操作なしに自動でミサイルを発射することもできる。
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