CLCの成立と成功
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/12/26 14:21 UTC 版)
「カナディアン・ロコモティブ・カンパニー」の記事における「CLCの成立と成功」の解説
1900年1月、CPRとGTRが自前で機関車を調達する決定をしたため、CL&ECはまたも倒産し、工場は閉鎖された。CL&ECは新たな投資家たちの手に渡り、1901年2月にカナディアン・ロコモティブ・カンパニーが設立された。1週間に1両のペースで機関車を製造できるようになった。1911年6月、またも新たな経営者のもとで再建されたが、会社名は変更されなかった。 CLCは二度の世界大戦において、ライバルであるモントリオール・ロコモティブ・ワークスやCPRなどとともに、武器や軍需物資を製造した。多くの機関車もまた戦争用や戦後の復興用として製造された。 第二次世界大戦の終わりまでに蒸気機関車の技術はピークを迎えたが、フランスやベルギー、インドへの輸出用を除いて製造数は減少した。CLCはディーゼル機関車製造の必要性を感じたが、経験のなさと、アメリカでは既にディーゼル機関車メーカーが存在したこととにより、考えあぐねていた。
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