CB&Q株取得への動き
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/19 00:15 UTC 版)
「1901年恐慌」の記事における「CB&Q株取得への動き」の解説
最初にCB&QにアプローチしたのはNPであった。NPは、銀行家のジョン・モルガンを後ろ盾に持つジェームズ・ジェローム・ヒルが率いる鉄道であった。また、ウイリアム・ロックフェラーの後ろ盾を持つエドワード・ヘンリー・ハリマンが率いるUPもアプローチした。CB&Qの社長であったチャールズ・エリオット・パーキンスは、1株200ドルを提示。UPのハリマンらが想定していたよりも高額であったが、NPのヒルらはそれに同意し、ヒルとモルガンが率いるもう一つの大陸横断鉄道であるグレート・ノーザン鉄道(GN)とともにCB&Qの経営権を取得した。このディールによりCB&Qの経営権に関する交渉はヒルとモルガン連合の勝利で決着したかに見えた。
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