CAラヌースとは? わかりやすく解説

CAラヌース

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/12/04 14:15 UTC 版)

CAラヌース
原語表記 Club Atlético Lanús
愛称 Granate (臙脂色)
クラブカラー 臙脂
創設年 1915年
所属リーグ アルゼンチンリーグ
所属ディビジョン プリメーラ・ディビシオン
ホームタウン ラヌース
ホームスタジアム エスタディオ・シウダ・デ・ラヌース
収容人数 47,027
代表者 ルイス・マリア・チェベル
監督 フランク・ダリオ・クデルカ
公式サイト 公式サイト
ホームカラー
アウェイカラー
テンプレート(ノート)サッカークラブPJ

クルブ・アトレティコ・ラヌース (スペイン語: Club Atlético Lanús) は、1915年1月3日にアルゼンチンの中東部、ブエノスアイレス州の都市ラヌースに設立された総合スポーツクラブである。愛称はEl Granate(ガーネット)。サッカー部門はリーガ・プロフェシオナル(1部)に所属しており、バスケットボール部門も強豪である。

歴史

1915年、創立。1931年にプリメーラ・ディビシオン(1部)に初参加した。1949年には物議を醸したCAウラカンとの壮烈な残留争いの末、クラブ史上初の2部リーグ落ちを喫した。1956年には初めてプリメーラ・ディビシオンで準優勝した。 1978年には約200万ドルの借金を抱え、史上最大の経営危機に陥るが、ソシオ(クラブ会員)の援助で借金を返済し、2部リーグに返り咲いた。ソシオの数はわずか2000人だった。1981年にはソシオの数が1万人を超えた。1990年には12年ぶりにプリメーラ・ディビシオンに復帰した。

1995年には国際カップ戦に初参加した。1996年にはコパCONMEBOLで優勝し、クラブ史上初の国際カップタイトルを勝ち取った。1996年のコパCONMEBOLでは準優勝した。クラウスーラ1998では2度目のプリメーラ・ディビシオン準優勝を果たし、クラウスーラ2006では3度目のプリメーラ・ディビシオン準優勝を果たした。2006年には9年ぶりに参加した国際カップ戦のコパ・スダメリカーナ決勝トーナメントでブラジルの名門SCコリンチャンス・パウリスタを破り、ベスト8まで勝ち進んだ。2007年12月、アペルトゥーラ2007-08でプリメーラ・ディビシオン初制覇を果たした。創立92年目での戴冠だった。

ユニフォーム

ユニフォームが臙脂色に決まった経緯は、1928年にクラブの会長が、ある1人のディレクターをアルゼンチンの他のクラブにはないオリジナルなユニフォームを見つけるためにヨーロッパへ派遣させたことがきっかけである。そして、そのディレクターは臙脂色のユニフォームを持って帰ってきた。このユニフォームをクラブの幹部たちはとても気に入って、それからチーム・カラーが臙脂色になった[1]

ライバル

ラヌースの最大のライバルはCAバンフィエルドである。この対戦はクラシコ・デル・スール(南のダービー)と呼ばれている。

タイトル

国内タイトル

  • コパ・デル・ビセンテナリオ : 1回
    • 2016

国際タイトル

過去の成績

年度 順位
2006 アペルトゥーラ 6位
2007 クラウスーラ 6位
2007 アペルトゥーラ 1位
2008 クラウスーラ 16位
2008 アペルトゥーラ 4位
2009 クラウスーラ 3位
2009 アペルトゥーラ 9位
2010 クラウスーラ 7位
2010 アペルトゥーラ 7位
2011 クラウスーラ 2位
2011 アペルトゥーラ 6位
2012 クラウスーラ 10位
2012 イニシアル 4位
2013 フィナール 3位
2013 イニシアル 2位
2014 フィナール 9位
2014 トランシシオン 3位
2015 カンペオナート 13位
2016 カンペオナート 1位
2016-17 カンペオナート 8位
2017-18 スーペルリーガ 21位
2018-19 スーペルリーガ 11位

現所属メンバー

2020年10月14日現在[2]

注:選手の国籍表記はFIFAの定めた代表資格ルールに基づく。

No. Pos. 選手名
1 GK ラウタロ・モラレス
2 DF アレクシス・ペレス
3 DF ギジェルモ・ブルディッソ
4 DF ホセ・ゴメス
5 MF フェルナンド・ベルスキ
6 DF ケビン・ロモナコ
7 FW ラウタロ・アコスタ
8 MF トマス・ベルモンテ
9 FW ホセ・サンド
10 FW ペドロ・デ・ラ・ベガ
11 FW マティアス・エスキベル
13 DF フリアン・オード
14 MF クリスティアン・ヌニェス
15 GK ルーカス・アコスタ
16 MF ガストン・ロディコ
17 DF アレホ・タバレス
18 FW フアン・パブロ・クリラノビッチ
19 MF ファクンド・キィニョン
20 GK ロッコ・リオス・ノボ
No. Pos. 選手名
21 FW フランコ・オロスコ
22 DF マティアス・ペレス
23 MF ルーカス・ベラ
24 DF ニコラス・モルガンティーニ
25 DF アレッサンドロ・ベルナベイ
26 DF レオネル・ディ・プラシド
27 MF ゴンサロ・カザッツァ
28 FW ゴンサロ・トーレス
29 DF ニコラス・タラー
30 DF パブロ・アランダ
32 GK ルチアーノ・ペラジーニ
33 FW ニコラス・オルシーニ
34 MF ファクンド・ペレス
35 DF ブライアン・アギレー
36 FW ルーカス・バラルド
37 MF イグナシオ・セッチ
40 DF ウスマン・ンドング
41 FW ルーカス・ベゾッツィ
42 DF ホセ・マヌエル・ロペス

歴代監督

歴代所属選手


脚注

外部リンク


CAラヌース

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/29 07:33 UTC 版)

エドゥアルド・サルビオ」の記事における「CAラヌース」の解説

ブエノスアイレス州アベジャネーダ生まれ、CAラヌースの下部組織育った若くしてトップチーム契約しアペルトゥーラ2007では1試合出場することはなかったがリーグ優勝体験した2008年8月24日ボカ・ジュニアーズ戦でデビューし10月24日AAアルヘンティノス・ジュニアーズ戦 (4-2) では初得点を含む2得点挙げた。そのシーズンホセ・サンド並んでチームトップの9得点挙げリーグ優勝貢献した2009年8月19日、コパ・スダメリカーナラウンド16CAリーベル・プレート戦ファーストレグ (2-1) は0-1劣勢だったが、80分と90分に得点して逆転勝利収めたクラブでの活躍ヨーロッパクラブから注目浴び移籍交渉難航したが、2010年1月1000万ユーロ報道されている移籍金アトレティコ・マドリード契約した

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