初期行動発達
読み方:しょきこうどうはったつ
出生後から一般に離乳期までの期間における動物の成長・発育に伴う行動形態の発達・変遷をいう。
初期行動発達
読み方:しょきこうどうはったつ
行動発達の検査は、発達の過程で逐次変遷してゆく児の行動形態を一定の判定基準に基づいて記述的、定性的に評価する方法が主体となっている。観察項目としてあげられるものの多くは主として児の運動機能の発達を評価するものであり、各種反射の出現・消失、姿勢反応の発達・成熟、歩行や遊泳等の移動行動の発達過程などが調べられる。一方、行動発達と感覚機能の発達は不可分の関係にあることから、これらの検査を感覚機能の発達検査と見なすこともできる。初期行動発達検査では、発達の遅速の評価の他に器質的異常の有無を判定することができる。観察項目は『神経・筋活動試験』、『感覚機能試験』、『一般行動』の各項を参照のこと。
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