BMW i・アンドレッティ・モータースポーツ(2019-21)
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「マクシミリアン・ギュンター」の記事における「BMW i・アンドレッティ・モータースポーツ(2019-21)」の解説
2019年9月、BMW i・アンドレッティ・モータースポーツはDS・テチーターに移籍するアントニオ・フェリックス・ダ・コスタの後任としてギュンターを起用することを発表した。ギュンターはアレクサンダー・シムズとコンビを組んだ。 第3戦サンティアゴでは3番手スタートからポールポジションのミッチ・エバンスを交わしてトップに浮上した。レース終盤にテチーターのダ・コスタが首位を奪ったものの、最終周で再びダ・コスタをターン9で追い抜き、そのままフォーミュラEでの初優勝を飾った。第5戦マラケシュでもテチーターの2台とトップ争いを演じ、最終周でバッテリー残量が底を付いたジャン=エリック・ベルニュをフィニッシュライン直前で交わして2位表彰台を獲得した。 その後、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う中断を挟み、8月にベルリンでシリーズは再開された。テンペルホーフ空港に設けられた特設コースで6戦が集中的に開催された後半戦のうち第8戦では、終盤のベルニュとのバトルを制してシーズン2勝目、自身とBMWの母国での優勝を達成した。2勝を挙げる躍進のシーズンとなったが、表彰台を獲得したレース以外はすべてノーポイントに終わっており、ドライバーズランキングは9位にとどまった。 チームはは2021年シーズンに向け、ギュンターとの契約を1年延長した。マヒンドラに移籍したシムズに代わり、アストンマーティンからドイツツーリングカー選手権(DTM)に参戦していたジェイク・デニスが新たなチームメイトとなった。
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