BBC BASIC
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/25 01:15 UTC 版)
「BBC Micro」の記事における「BBC BASIC」の解説
ROM上の BBC BASIC インタプリタは当時としては非常に洗練されていて、教育用途の機能を全て備えていた。アセンブリ言語を使わなくても気の利いたプログラムが書けたとされている。アセンブリ言語がどうしても使いたい場合は、それも BBC BASIC 内に組み込まれていた。 当時、他社のマシンでは Microsoft BASIC やそれに似せたものが使われていた。これらに対して BBC BASIC は次のような利点がある。 名前付きプロシージャをサポート(他社ではGOTO/GOSUB) IF…THEN…ELSE をサポート 高解像度グラフィックスをサポート(MOSの機能を呼び出しているだけなので構文がぎこちない) 4チャンネルサウンドをサポート(同上) アセンブリ言語をインラインでサポート。DATA行でPOKEすべき機械コードを格納しておく必要がない。 長い変数名が可能(当時の Microsoft BASIC も長い変数名はサポートしていたが、認識していたのは先頭2文字だけということが多かった) C言語のようなポインタベースのプログラムが可能。その場合の文法はBCPL風。
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