AsyncFlowControl.Undo メソッド

.NET Framework クラス ライブラリ リファレンス

AsyncFlowControl.Undo メソッド

メモ : このメソッドは、.NET Framework version 2.0 で新しく追加されたものです。

スレッド間の実行コンテキストのフローを復元します。

名前空間: System.Threading
アセンブリ: mscorlib (mscorlib.dll 内)
構文

Visual Basic (宣言)

Public Sub Undo

Visual Basic (使用法)

Dim instance As AsyncFlowControl

instance.Undo

C#

public void Undo ()

C++

public:
void Undo ()

J#

public void Undo ()

JScript

public function Undo ()

例外

例外の種類	条件
InvalidOperationException	AsyncFlowControl 構造体が、その構造体を作成したスレッドで使用されていません。 または AsyncFlowControl 構造体は Undo を呼び出すために既に使用されています。

解説

ExecutionContext.SuppressFlow メソッドは、フローを復元するために使用する AsyncFlowControl 構造体を返します。

Undo メソッドは、関連付けられた SuppressFlow メソッドから返される AsyncFlowControl 構造体だけで呼び出す必要があります。

使用例

Undo メソッドを使用するコード例を次に示します。このコード例は、ExecutionContext クラスのトピックで取り上げているコード例の一部分です。

Visual Basic

Console.WriteLine("Restore the flow.")
aFC.Undo()
Console.WriteLine(("Is the flow suppressed? " &
 ExecutionContext.IsFlowSuppressed()))

C#

Console.WriteLine("Restore the flow.");
aFC.Undo();
Console.WriteLine("Is the flow suppressed? " +
    ExecutionContext.IsFlowSuppressed());

プラットフォーム

Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Millennium Edition, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition

開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。

バージョン情報

.NET Framework
サポート対象 : 2.0

参照

関連項目
AsyncFlowControl 構造体
AsyncFlowControl メンバ
System.Threading 名前空間