Apache Airflowとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > Apache Airflowの意味・解説 

Apache Airflow

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2026/05/16 04:50 UTC 版)

Apache Airflow
 
Apache Airflow logo の公式ロゴマーク。
作者 Maxime Beauchemin / Airbnb
開発元 Apache Software Foundation
初版 2015年6月3日 (10年前) (2015-06-03)
最新版
旧版
2.11.0[1] / 2025年5月20日 (11か月前)
安定版
3.0.2[1] / 2025年6月10日 (11か月前)
リポジトリ
プログラミング
言語
Python
対応OS Windows、macOS、Linux
対応言語 Python
サポート状況 サポート中(開発中)
種別 ワークフロー管理プラットフォーム(英語版)、スケジューラ
ライセンス Apache-2.0、Apache License
公式サイト airflow.apache.org 
テンプレートを表示

Apache Airflowは、データエンジニアリングパイプライン用のオープンソースのワークフロー管理プラットフォームである。2014年10月[2]にAirbnbで開発が始まり、ますます複雑化する社内のワークフローを管理するためのソリューションとして作られた。Airflowを開発したことで、Airbnbはワークフローをプログラムで作成・スケジュールし、組み込みのAirflowユーザーインターフェイス経由でワークフローを監視できるようになった[3][4]。プロジェクトは当初からオープンソースとして公開され、2016年3月にはApache Incubatorプロジェクトになり、2019年1月にはトップレベルのApache Software Foundationプロジェクトになった。

AirflowはPythonで書かれており、ワークフローはPythonスクリプト経由で作成される。Airflowは「configuration as code」の原則に基づいて設計されている。XMLなどのマークアップ言語を使用する「configuration as code」に基づいたワークフロープラットフォームは他にも存在するが、Pythonを使用することにより、開発者がライブラリとクラスをインポートして、ワークフローを容易に作成できるようになっている。

概要

Airflowは、ワークフローのオーケストレーションを管理するために、有向非巡回グラフ(DAG)を使用している。タスクとその依存関係はPythonで定義され、Airflowはそのスケジューリングと実行を管理する。DAGは、定義されたスケジュール(例:1時間毎、1日毎)や外部イベントのトリガー(例:Hive上でのファイルの作成[5])により実行できる。従来のOozie(英語版)やAzkabanなどのDAGベースのスケジューラは、複数の構成ファイルやファイルシステムツリーに依存する傾向があったが、Airflowでは、通常1つのPythonファイルとしてDAGを記述できる[6]。

マネージドサービス

コアのオープンソースプロジェクトに関する補助サービスの提供者としては、3つのプロバイダーがよく知られている。Astronomerは、AirflowのSaaSツールと、Kubernetesにデプロイ可能な、モニタリング・アラート・DevOps・クラスター管理を支援するAirflowスタックを提供している[7]。Google Cloud Platform(GCP)は、プラットフォーム上で実行されるAirflowのマネージドバージョンとして、Cloud Composerを提供しており、他のGCPサービスとよく統合されている[8]。Amazon Web Servicesは、2020年11月からApache Airflowのマネージドワークフローを提供している[9]。

出典

  1. 1 2 “Release Notes”. 2025年6月11日閲覧。
  2. ↑ “Apache Airflow”. Apache Airflow. 2019年8月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年9月30日閲覧。
  3. ↑ Beauchemin (2015年6月2日). “Airflow: a workflow management platform”. Medium. 2019年8月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年9月30日閲覧。
  4. ↑ “Airflow”. 2019年7月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年9月30日閲覧。
  5. ↑ Trencseni, Marton (2016年1月16日). “Airflow review”. BytePawn. 2019年2月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年10月1日閲覧。
  6. ↑ “AirflowProposal”. Apache Software Foundation (2019年3月28日). 2019年10月1日閲覧。
  7. ↑ Lipp, Cassie (2018年7月13日). “Astronomer is Now the Apache Airflow Company”. americaninno. 2019年9月18日閲覧。
  8. ↑ “Google launches Cloud Composer, a new workflow automation tool for developers” (英語). TechCrunch. 2019年9月18日閲覧。
  9. ↑ “Introducing Amazon Managed Workflows for Apache Airflow (MWAA)” (英語). Amazon Web Services (2020年11月24日). 2020年12月17日閲覧。

外部リンク




英和和英テキスト翻訳

英語⇒日本語日本語⇒英語
  •  Apache Airflowのページへのリンク

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「Apache Airflow」の関連用語

Apache Airflowのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



Apache Airflowのページの著作権

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのApache Airflow (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2026 GRAS Group, Inc.RSS