ナンバンギセル
なんばんぎせる (南蛮煙管)
●わが国の各地をはじめ、中国南部やインドシナ半島、インドに分布しいます。おもに「ススキ」や「チガヤ」、「ミョウガ」などの根に寄生しています。茎はごく短く、ほとんど地上に出ません。7月から9月ごろ、長い花柄を伸ばして、その先に淡い紫紅色の花を咲かせます。名前は、花のかたちが西洋のパイプに似ていることから。別名で「オモイグサ(思草)」とも呼ばれます。
●ハマウツボ科ナンバンギセル属の一年草で、学名は Aeginetiaindica。英名は Aeginetia。
ナンバンギセル: | 南蛮煙管 |
南蛮煙管
思草
春駒草
煙管草
蠅取草
ナンバンギセル
(Aeginetia indica から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/25 22:51 UTC 版)
ナンバンギセル(南蛮煙管、野菰[1]、Aeginetia indica)はハマウツボ科ナンバンギセル属の寄生植物。
- ^ “なんばんぎせる | 言葉 | 漢字ペディア”. www.kanjipedia.jp. 2021年4月14日閲覧。
- ^ a b c 黒木晴輝、首藤三吾、田畑旬子、田島良男(1970)「ナンバンギセルによるススキの生長阻害(予報)」鹿児島大学農学部演習林報告 Vol.2 pp.67-69
- ^ 小見川由美、竹内安智、小笠原勝、近内誠登、竹松哲夫(1992)「ナンバンギセル種子の発芽に関する研究」雑草研究. 別号, 講演会講演要旨 (31), p.192-193
- ^ a b c d Flora of China (1998) 18: pp.229–243.
- ^ 滝元清透(1959)「陸稲に及ぼすナンバンギセルの被害」日本植物病理學會報 24(1), p.50
- 1 ナンバンギセルとは
- 2 ナンバンギセルの概要
- 3 外部リンク
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