ATPツアー500
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2025/06/23 09:11 UTC 版)
| 男子プロテニス |
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ATPツアー500（ATP Tour 500）は、男子プロテニス協会（ATP）が定めるATPツアーのグランドスラム[* 1]、ATPツアー・マスターズ1000に次ぐカテゴリ。優勝者には500ポイントが与えられる[2]。2022年現在、13大会が指定されている[3]。
概要
かつてはグランプリ・スーパー・シリーズ[4]、チャンピオンシップ・シリーズ、インターナショナル・シリーズ・ゴールドと呼ばれていた。
前年度のランキング上位30位以内の選手については13大会中4大会の出場義務がある[要出典]。 4大会のうち1大会は全米オープン後のチャイナ・オープン、ジャパン・オープン、スイス・インドア、エルステ・バンク・オープンのいずれかでなければならない[要出典]。
ATPポイント
| 大会 (ドロー) | 優勝 | 準優勝 | ベスト4 | ベスト8 | ベスト16 | ベスト32 | ベスト64 | 予選通過 | 予選2 | 予選1 |
| シングルス (48) | 500 | 330 | 200 | 100 | 50 | 25 | 0 | 16 | 8 | 0 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| シングルス (32) | 0 | N/A | 25 | 13 | ||||||
| ダブルス (16) | 300 | 180 | 90 | 0 | N/A | N/A | 45 | 25 |
大会一覧
| 大会名 | 開催地 | サーフェス | ドロー数 | ||
|---|---|---|---|---|---|
| ABNアムロ・オープン |  ロッテルダム |
ハード (室内) | 32 | ||
| ダラス・オープン[† 1] |  ダラス |
ハード (室内) | 32 | ||
| カタール・エクソンモービル・オープン[† 1] |  ドーハ |
ハード | 32 | ||
| リオ・オープン |  リオデジャネイロ |
クレー | 32 | ||
| ドバイ・デューティー・フリー・テニス選手権 |  ドバイ |
ハード | 32 | ||
| アビエルト・メキシコ・テルセル |  アカプルコ |
ハード | 32 | ||
| バルセロナ・オープン・バンコ・サバデル |  バルセロナ |
クレー | 32 | ||
| BMWオープン[† 1] |  ミュンヘン |
クレー | 32 | ||
| ビットパンダ・ハンブルク・オープン | ハンブルク |
クレー | 32 | ||
| HSBC選手権 |  ロンドン |
芝 | 32 | ||
| テラ・ヴォートマン・オープン | ハレ |
芝 | 32 | ||
| ムバダラ・シティDCオープン | ワシントンD.C. |
ハード | 48 | ||
| チャイナ・オープン |  北京 |
ハード | 32 | ||
| 木下グループ・ジャパン・オープン・テニス選手権 |  東京 |
ハード | 32 | ||
| エルステ・バンク・オープン |  ウィーン |
ハード (室内) | 32 | ||
| スイス・インドア・バーゼル |  バーゼル |
ハード (室内) | 32 | ||
| COVID-19の世界的流行及びそれに関する規制に伴うスケジュール変更により、 1年だけ特別にATP 500として開催された大会 |
|||||
| サンクトペテルブルク・オープン (2020)[6] |  サンクトペテルブルク |
ハード (室内) | 32 | ||
| アスタナ・オープン (2022)[7] |  アスタナ |
ハード (室内) | 32 | ||
| ATP 250に降格された大会 | |||||
| 全米国際インドアテニス選手権 (–2013)[† 2] | メンフィス |
ハード (室内) | 32 | ||
| バレンシア・オープン500 (–2014)[† 3] | バレンシア |
ハード (室内) | 32 | ||
優勝回数ランキング
1990年 -
| 選手名 | 回数 | |
|---|---|---|
| 1. | ロジャー・フェデラー |
24 |
| 2. | ラファエル・ナダル |
23 |
| 3. |  ノバク・ジョコビッチ |
15 |
| 4. | ピート・サンプラス |
12 |
| 5. | ダビド・フェレール |
10 |
| 6. | ボリス・ベッカー |
9 |
| アンディ・マリー |
||
 フアン・マルティン・デル・ポトロ |
||
| 9. |  ステファン・エドベリ |
8 |
| 10. |  ゴラン・イワニセビッチ |
7 |
| カルロス・アルカラス |
||
| 12. |  イワン・レンドル |
6 |
| アンドレ・アガシ |
||
| 錦織圭 |
||
| アンドレイ・ルブレフ |
||
| アレクサンダー・ズベレフ |
太字は現役選手
現制度（2009年 - ）
| 選手名 | 回数 | |
|---|---|---|
| 1. | ロジャー・フェデラー |
16 |
| 2. | ラファエル・ナダル |
15 |
| 3. | ノバク・ジョコビッチ |
14 |
| 4. | アンディ・マリー |
9 |
| 5. | ダビド・フェレール |
8 |
| 6. | フアン・マルティン・デル・ポトロ |
7 |
| カルロス・アルカラス |
||
| 8. | 錦織圭 |
6 |
| アンドレイ・ルブレフ |
||
| アレクサンダー・ズベレフ |
||
| 11. | ドミニク・ティーム |
5 |
 ヤニック・シナー |
太字は現役選手（2025年6月23日時点）
関連項目
脚注
注釈
出典
- ^ “Nitto、ATPとのパートナーシップ契約を2025年まで延長”. 2022年2月3日閲覧。
- ^ “FAQ” (英語). ATPTour.com. ATP Tour. 2022年1月31日閲覧。
- ^ “Administration & Tournaments” (PDF) (英語). ATPTour.com. ATP Tour. 2022年1月31日閲覧。
- ^ “Grand Prix Super Series”. Mohave Daily Miner. (March 1oth 1989) 2011年8月20日閲覧。
{{cite news}}:|date=の日付が不正です。 (説明)⚠ - ^ “Dallas, Doha & Munich Upgraded To ATP 500 Tournaments From 2025” (英語). ATPTour.com. ATP (2023年11月8日). 2025年1月26日閲覧。
- ^ “ATP Issues Updated 2020 Provisional Calendar” (Press release) (英語). ATP. 14 August 2020. 2022年2月3日閲覧.
- ^ “ATP Issues 2022 Calendar Updates” (Press release) (英語). ATP. 21 July 2022. 2022年7月23日閲覧.
外部リンク
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