AFC_U23アジアカップ2022_(予選)とは？ わかりやすく解説

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AFC U23アジアカップ2022 (予選)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2024/02/09 05:44 UTC 版)

AFC U23アジアカップ2022 (予選)（AFCアンダー23アジアカップ2022（よせん））は、AFC U23アジアカップ2022の予選である。2021年10月23日から31日にかけて行われた。[1]

AFC U-23選手権2022 予選
大会概要
開催国 2021年10月23日 - 10月31日
チーム数  （1連盟）
開催地数 11
 < 20202024 > 

開催方式

各組1位の11チームと、2位のうち成績上位の4チームが本選へ進む。後述の理由により各グループの参加チーム数に差が出たため、2位チームの成績比較は各グループの最下位および本戦主催国のウズベキスタンとの戦績を反映せずに行う。

組み合わせ抽選

前回大会結果より以下のようにポット分けされた。[2]　抽選順はホストポット→第4ポット→第3ポット→第2ポット→第1ポットの順で行われた。[3]

ホスト国にも第1～第4ポットの割り振りがあり同じポットの国と同じグループにならないように抽選された。

西地区
ホストポット 第1ポット 第2ポット 第3ポット 第4ポット
 ヨルダン(1)  サウジアラビア  オマーン  アフガニスタン  キルギス
 アラブ首長国連邦(1)  シリア  パレスチナ  トルクメニスタン  ネパール
 カタール(2)  イラン  バングラデシュ  インド  モルディブ
 バーレーン(2)  イラク  レバノン  スリランカ
 タジキスタン(2)  イエメン  ウズベキスタン
 クウェート(3)
東地区
ホストポット 第1ポット 第2ポット 第3ポット 第4ポット
 シンガポール(2)  韓国  日本  香港  フィリピン
 インドネシア(3)  オーストラリア  中華人民共和国  ラオス  ブルネイ
 チャイニーズタイペイ(4)  タイ  マレーシア  カンボジア
 モンゴル(4)  北朝鮮  ミャンマー  東ティモール
 ベトナム

その結果以下のグループ分けになった。この時点ではグループKのホスト国は決定していなかった。

グループA グループB グループC グループD グループE グループF
シリア イラン イラク サウジアラビア アラブ首長国連邦(H) ヨルダン(H)
カタール(H) タジキスタン(H) バーレーン(H) バングラデシュ オマーン パレスチナ
イエメン レバノン アフガニスタン クウェート(H) インド トルクメニスタン
スリランカ ネパール モルディブ ウズベキスタン キルギス
グループG グループH グループI グループJ グループK
オーストラリア 韓国 ベトナム タイ 北朝鮮
中国 シンガポール(H) ミャンマー マレーシア 日本
インドネシア(H) 東ティモール 香港 ラオス カンボジア
ブルネイ フィリピン チャイニーズタイペイ(H) モンゴル(H)

その後、北朝鮮の辞退があり東アジアブロックにおいて再抽選が行われた。再抽選方法はグループGからJまでのうち、ホスト国と第１ポット国以外の８チームからくじで選ばれた1チームがグループKに移動するというものである。[4]その結果、香港がグループIからKに移動した。[5]

グループG グループH グループI グループJ グループK
オーストラリア 韓国 ベトナム タイ 香港
中国 シンガポール(H) ミャンマー マレーシア 日本
インドネシア(H) 東ティモール チャイニーズタイペイ(H) ラオス カンボジア
ブルネイ フィリピン モンゴル(H)

さらにアフガニスタンと中国[6]、ブルネイが参加辞退したが再抽選は行われなかった。

結果

順位決定方式

勝ち点は勝利3、引き分け1、敗退0として計算を行う。各グループで勝ち点が同点のチームが2つ以上ある場合は、以下の順に比較して順位を決定する。

  1. 当該チーム同士の対戦における、勝ち点の多少
  2. 当該チーム同士の対戦における、得失点差
  3. 当該チーム同士の対戦における、ゴール数の多少
  4. 上記を、(全ての順位が決まるまで)繰り返し適用する。決められない場合は、下記以降を適用
  5. 当該チームのグループ全試合における、得失点差
  6. 当該チームのグループ全試合における、ゴール数の多少
  7. ここまで参照し、それでも2チームが差がつかず、さらにその両方が同じ試合会場にいる場合は、PK戦を行う
  8. 警告および退場処分になった回数をポイント化（警告＝1ポイント、2回目の警告による退場＝3ポイント、いわゆる一発退場＝3ポイント、警告に続いて退場＝4ポイント）し、ポイントの少ない方を上位とする
  9. 抽選

グループA

開催地： カタール(UTC+3)

順 チーム 試 勝 分 敗 得 失 差 点
1  カタール 3 2 1 0 9 1 +8 7
2  シリア 3 1 2 0 6 1 +5 5
3  イエメン 3 1 1 1 3 3 0 4
4  スリランカ 3 0 0 3 0 13 −13 0

 カタール 3 - 0  イエメン
アリ・ハシム  14分, 42分

カレド・モハメド  63分

 シリア 5 - 0  スリランカ

 イエメン 0 - 0  シリア

 スリランカ 0 - 5  カタール

 イエメン 3 - 0  スリランカ

 シリア 1 - 1  カタール

グループB

開催地： タジキスタン(UTC+5)

順 チーム 試 勝 分 敗 得 失 差 点
1  イラン 3 3 0 0 9 2 +7 9
2  タジキスタン 3 2 0 1 9 3 +6 6
3  レバノン 3 1 0 2 4 3 +1 3
4  ネパール 3 0 0 3 0 14 −14 0

 イラン 4 - 0  ネパール

 タジキスタン 1 - 0  レバノン

 レバノン 0 - 2  イラン

 ネパール 0 - 6  タジキスタン

 レバノン 4 - 0  ネパール

 イラン 3 - 2  タジキスタン

グループC

開催地： バーレーン(UTC+3)

順 チーム 試 勝 分 敗 得 失 差 点
1  イラク 2 2 0 0 7 0 +7 6
2  バーレーン 2 1 0 1 3 3 0 3
3  モルディブ 2 0 0 2 0 7 −7 0

 イラク 4 - 0  モルディブ

 モルディブ 0 - 3  バーレーン

 イラク 3 - 0  バーレーン

グループD

開催地： クウェート(UTC+3)

順 チーム 試 勝 分 敗 得 失 差 点
1  クウェート 2 2 0 0 3 1 +2 6
2  サウジアラビア 2 1 0 1 4 2 +2 3
3  バングラデシュ 2 0 0 2 0 4 −4 0

本戦開催国のウズベキスタンを含めると以下のようになる。

順 チーム 試 勝 分 敗 得 失 差 点
1  ウズベキスタン 3 2 1 0 13 3 +10 7
2  クウェート 3 2 0 1 4 6 −2 6
3  サウジアラビア 3 1 1 1 6 4 +2 4
4  バングラデシュ 3 0 0 3 0 10 −10 0

 バングラデシュ 0 - 1  クウェート

 サウジアラビア 2 - 2  ウズベキスタン

 ウズベキスタン 6 - 0  バングラデシュ

 クウェート 2 - 1  サウジアラビア

 サウジアラビア 3 - 0  バングラデシュ

 クウェート 1 - 5  ウズベキスタン

グループE

開催地： アラブ首長国連邦(UTC+4)

順 チーム 試 勝 分 敗 得 失 差 点
1  アラブ首長国連邦 3 2 0 1 4 2 +2 6
2  インド 3 1 1 1 2 2 0 4
3  キルギス 3 1 1 1 2 2 0 4
4  オマーン 3 1 0 2 2 4 −2 3

 アラブ首長国連邦 1 - 2  キルギス

 オマーン 1 - 2  インド

 キルギス 0 - 1  オマーン

 インド 0 - 1  アラブ首長国連邦

 アラブ首長国連邦 2 - 0  オマーン

 インド 0 - 0  キルギス
  PK戦  
4 - 2

グループF

開催地： ヨルダン(UTC+2)

順 チーム 試 勝 分 敗 得 失 差 点
1  ヨルダン 2 1 1 0 2 1 +1 4
2  トルクメニスタン 2 1 0 1 3 2 +1 3
3  パレスチナ 2 0 1 1 2 4 −2 1

 トルクメニスタン 0 - 1  ヨルダン

 パレスチナ 1 - 3  トルクメニスタン

 ヨルダン 1 - 1  パレスチナ

グループG

開催地： タジキスタン(UTC+5)

順 チーム 試 勝 分 敗 得 失 差 点
1  オーストラリア 2 2 0 0 4 2 +2 6
2  インドネシア 2 0 0 2 2 4 −2 0

 インドネシア 2 - 3  オーストラリア

 オーストラリア 1 - 0  インドネシア

グループH

開催地： シンガポール(UTC+8)

順 チーム 試 勝 分 敗 得 失 差 点
1  韓国 3 3 0 0 14 1 +13 9
2  シンガポール 3 1 1 1 4 7 −3 4
3  東ティモール 3 1 1 1 3 8 −5 4
4  フィリピン 3 0 0 3 0 5 −5 0

 韓国 3 - 0  フィリピン

 シンガポール 2 - 2  東ティモール

 東ティモール 0 - 6  韓国

 フィリピン 0 - 1  シンガポール

 東ティモール 1 - 0  フィリピン

 韓国 5 - 1  シンガポール

グループI

開催地： チャイニーズタイペイ(UTC+8)

順 チーム 試 勝 分 敗 得 失 差 点
1  ベトナム 2 2 0 0 2 0 +2 6
2  ミャンマー 2 1 0 1 1 1 0 3
3  チャイニーズタイペイ 2 0 0 2 0 2 −2 0

 チャイニーズタイペイ 0 - 1  ベトナム

 ミャンマー 1 - 0  チャイニーズタイペイ

 ベトナム 1 - 0  ミャンマー

グループJ

開催地： モンゴル(UTC+8)

順 チーム 試 勝 分 敗 得 失 差 点
1  マレーシア 3 2 1 0 2 0 +2 7
2  タイ 3 1 2 0 4 1 +3 5
3  ラオス 3 1 0 2 3 6 −3 3
4  モンゴル 3 0 1 2 3 5 −2 1

 タイ 1 - 1  モンゴル

 マレーシア 1 - 0  ラオス

 モンゴル 0 - 1  マレーシア

 ラオス 0 - 3  タイ

 タイ 0 - 0  マレーシア

 ラオス 3 - 2  モンゴル

グループK

開催地： 日本(UTC+9)

順 チーム 試 勝 分 敗 得 失 差 点
1  日本 2 2 0 0 8 0 +8 6
2  カンボジア 2 1 0 1 4 6 −2 3
3  香港 2 0 0 2 2 8 −6 0

 カンボジア 4 - 2  香港

 日本 4 - 0  カンボジア

 香港 0 - 4  日本

各組2位チーム

組 チーム 試 勝 分 敗 得 失 差 点 除外対象試合
J  タイ 2 1 1 0 3 0 +3 4  モンゴル(1-1)
D  サウジアラビア 2 1 0 1 4 2 +2 3 -
F  トルクメニスタン 2 1 0 1 3 2 +1 3 -
B  タジキスタン 2 1 0 1 3 3 0 3  ネパール(6-0)
C  バーレーン 2 1 0 1 3 3 0 3 -
I  ミャンマー 2 1 0 1 1 1 0 3 -
K  カンボジア 2 1 0 1 4 6 −2 3 -
A  シリア 2 0 2 0 1 1 0 2  スリランカ(5-0)
E  インド 2 0 1 1 0 1 −1 1  オマーン(2-1)
H  シンガポール 2 0 1 1 3 7 −4 1  フィリピン(1-0)
G  インドネシア 2 0 0 2 2 4 −2 0 -

タジキスタンとバーレーンはフェアプレイポイントの差(タジキスタン＝1ポイント、バーレーン＝2ポイント)でタジキスタンが上回った。

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ “.html AFC U23 Asian Cup Uzbekistan 2022 challengers to identify opponents” (英語). the-AFC. 2021年12月17日閲覧。
  2. ^ “.html AFC U23 Asian Cup Uzbekistan 2022 challengers to identify opponents” (英語). the-AFC. 2021年12月18日閲覧。
  3. ^ (日本語) AFC U23 Asian Cup 2022 Qualifiers Draw, https://www.youtube.com/watch?v=yumADjcQzsI 2021年12月18日閲覧。 
  4. ^ “Latest update on the AFC U23 Asian Cup Uzbekistan 2022™ - Qualifiers” (英語). the-AFC. 2021年12月18日閲覧。
  5. ^ “Hong Kong redrawn in Group K of AFC U23 Asian Cup Uzbekistan 2022™ Qualifiers” (英語). the-AFC. 2021年12月18日閲覧。
  6. ^ サカノワスタッフ (2021年10月11日). “開催危機!?中国がU-23アジア杯予選の出場辞退”. サカノワ. 2021年12月19日閲覧。

外部リンク

※斜数字は開催予定の大会。
本大会
予選
男子(アジアカップ, U23, U20, U17) - 女子(アジアカップ, U20, U17) - クラブ(CL, AFCカップ)
AFC - UEFA

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