4. そそのかしの罪
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/14 09:44 UTC 版)
ある時、いつものように芸で座敷を盛り上げていた際、ある殿様をそそのかし、勢いで花魁を身請け(つまり、武家らしからぬ行状と、巨額浪費)させてしまった。ところがその殿様は将軍・綱吉の母である桂昌院や柳沢吉保の派閥と縁のある六角越前守であったため、その方面の怒りを買った、という話も伝わる(表高家旗本の六角家の当時の当主で「遊郭吉原での狼藉により、元禄10年(1697年)ごろに閉門蟄居命令」が確認される六角広治(越前守)か。広治の母は桂昌院実家の本庄氏出身。またこの六角家は、著名な近江国守護大名の六角氏とは別の家系。公家の烏丸家系。またこれ以外にも掛川藩主井伊直武をそそのかした(遊びで盛り上げた)話なども伝わり、島流しの際は同時に幇間であった村田半兵衛(村田民部)らも流されている)。
※この「4. そそのかしの罪」の解説は、「英一蝶」の解説の一部です。
「4. そそのかしの罪」を含む「英一蝶」の記事については、「英一蝶」の概要を参照ください。
- 4. そそのかしの罪のページへのリンク