4人制の軍棋
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/19 09:44 UTC 版)
軍棋からの主な派生は、4人で遊べるようにしたもので、「四国軍棋」と呼ばれる。4人用の盤は2人用の盤をふたつ90度の角度で重ねあわせた形をしている。自分の反対側の競技者がチームを組み、もうひとつのチームと戦う(チームを組まずに4人が別々に戦うルールもある)。どちらかのチームの両方の競技者の軍旗が取られるか、両方とも相手を負かすことができなくなって両者が引き分けに同意したときにゲームは終了する。 軍旗を取られた競技者は、負けを認めて、自分の残りの駒を全部盤上から取り除く。勝つ見込みがないときは投了することもできる。その場合、反対側にいる仲間がまだゲームを続ける場合は、ゲームはそのまま進行するが、そうでなければ敵の勝ちになる。チームのひとりが負けを認めた場合でも、残った仲間があとのふたりを両方負かしてしまえば、勝ちになる。 4人の陣地がまじわる 9つの点は公共の領域に属する。線路には曲がった部分があるが、線路に関するルールは2人制の場合と同様である。駒を動かすときは黄色の線(公路)に沿って動かすことができるが、図の矢印のような動かしかたはできない。工兵はやはりこの制約があてはまらず、線路でいける所ならどこへでもいける。
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