3.5 GHz帯TDDバンド
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/09 22:24 UTC 版)
「Long Term Evolution」の記事における「3.5 GHz帯TDDバンド」の解説
第4世代以降向けとして、FDDバンドの上り帯域相当部分の巻き取り時期を考慮し、早期の帯域確保の観点から、TDDバンド (Band 42に包括される) が割り当てされた。 2014年12月に、3社に40 MHz幅ずつ割当が相当としたことが発表された。KDDIでは、当帯域を低周波数帯域の「プラチナバンド」と対をなす意味を込めて、「ダイヤモンドバンド」と称している。 2016年内を目処に、NTTドコモでは、当帯域2波(20 MHz幅を2波)とLTE1800 MHz帯の3波によるキャリア・アグリゲーションにて、下り最大370 Mbpsのサービスを開始する予定としている。ただし、LTE 1800 MHz帯は、ドコモでは東名阪バンドであるため、当初は東名阪限定での提供となる予定。 2018年を目処に、前述の1800 MHz帯追加と共に、ドコモの割当に隣接する低い帯域から40 MHz幅2ブロックを新たに割当が予定され、既存の割当先となる放送事業者の帯域の移動が行われた後に順次利用可能としている。
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