.357スーパーマグ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/04/20 04:04 UTC 版)
「スーパーマグナム」の記事における「.357スーパーマグ」の解説
.357マグナム弾を元に開発され、.357スーパーマグを使用できる回転式拳銃であれば、.357マグナム弾と.38スペシャル弾も使用可能である。後年に開発された.357レミントン・マキシマム弾(英語版)とほぼ同一であり、薬莢の全長が0.005インチ (0.13 mm)長い点が異なるのみである。 ダン・ウェッソン・ファイアアームズ、.357レミントン・マキシマム弾の開発に係わったスターム・ルガーは、この実包を使用可能な回転式拳銃を発売、トンプソン/センター・アームズ(英語版)が、単発式拳銃トンプソン/センター コンテンダー(英語版)でこれに続いた。 125グレーンの弾丸を装填するためには、銃身上部に切り欠きを設けなければならなかったため、スターム・ルガーによる製造は短命に終わった。ダン・ウェッソン・ファイアアームズは、新たな銃身を供給することで対応したが、顧客の懸念に対応できなかった。結果、一般的にはトンプソン/センター コンテンダー用の実包として残るのみとなった。レミントン・アームズは生産から撤退したが、リロード弾用に薬莢の生産は数年続けられた。 .357 SuperMagダン・ウェッソン 8インチ銃身弾丸装薬銃口初速(/秒)RCBS #35-200FN 19.0 GRS. H4227 1,468フィート (447 m) 19.0 GRS. WW296 1,489フィート (454 m) Lyman #358627GC(210 gr) 19.0 GRS. H4227 1,495フィート (456 m) 19.0 GRS. WW296 1,526フィート (465 m) Speer 180 FMJ 20.0 GRS. H4227 1,371フィート (418 m) Hornady 180 FMJ 20.0 GRS. H4227 1,427フィート (435 m) Speer 200 FMJ 19.0 GRS. H4227 1,286フィート (392 m)
※この「.357スーパーマグ」の解説は、「スーパーマグナム」の解説の一部です。
「.357スーパーマグ」を含む「スーパーマグナム」の記事については、「スーパーマグナム」の概要を参照ください。
- .357スーパーマグのページへのリンク