3巻5章
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/18 15:22 UTC 版)
ブラダマンテとはぐれたロジェロに出会う。マンドリカルドはロジェロの持つ盾(鷲のコート・オブ・アームズが描かれている)を見るや否や「なんの権利をもってその盾を所有している」と詰め寄る。自らがヘクトールの子孫であることを告げられ、逆になぜ武具の所有権を主張するのかとロジェロに問われる。マンドリカルドはヘクトールの鎧を手に入れた経緯とを説明し、盾の所有権を巡って決闘しようと持ちかける。ロジェロはマンドリカルドが剣を持っていないことに気づき戦うことをためらった。その中にグラダッソが「デュランダルを手に入れる権利は自分にある」と割って入り、互いに近くの木を引き抜いて戦闘。後にやってきた騎士であるフロリマールによりそれは仲裁されデュランダルの現保持者であるローランの元へと案内すると言われるが、人数が一人多いということで一人不参加になる者をくじで決めたところマンドリカルドがそのはずれを引く。結果、マンドリカルドは一行と分かれ、単身アグラマンテの野営地へと向かうことになる。
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