24時間の変化傾向
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/06/09 16:04 UTC 版)
24時間の画像を使って、熱帯低気圧(擾乱を含む)の、発達・衰弱の判断を行う。 (a)発達していると判断する場合 パターン変化具合カーブバンドパターン 渦巻き状に集まってきている。 雲の密集度 密集域が大きくなっている。または内側の状態に変化がある。 シアーパターン シアー状の雲域がしっかりと、曲率を持った帯状の雲域として形成。あるいは、閉じて密集域になってきている。 眼の状態 中心付近に密集し温度が上昇、その周りに冷い雲域、あるいはバンドが存在。 (b)衰弱していると判断する場合 発達していると判断する場合の逆になっている。 雲域が全般的に、温度が高くなっている. 雲頂が低下方向に向いている。 (C)変化が見られないと判断する場合 中心付近の冷域がT3.5またはそれより強く、12時間の範囲で緩やかに衰弱している 冷たい雲域(シアー性の雲域を含む)が著しく変化していない。 発達も衰弱もしていない状態。 これまでの傾向から、発達(D)/安定(S)/衰弱(W)の基調にあるのかを記述する。
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