2015年:政党連合の危機そして解体
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「集中と統一」の記事における「2015年:政党連合の危機そして解体」の解説
UDCの執行部とCDCの代表アルトゥール・マスの独立のためのプロセスに対する考え方の違いが2015年6月14日のUDCの党員協議会で表面化した。そこでは、もしUDCが独立プロセスに関わり続けるのなら一定の条件が必要であるとされ、一方的な独立宣言は法的に違反するものではない、そして憲法制定プロセスを進めるべきであると述べられた。しかしCDC、ERC、そしてその他の機関が合意し署名した工程表はそれとは逆のものであった。UDCの党員たちは50.9%で党執行部の決定を支持した。その後UDCとCDCの執行部間で会談がもたれ、CDCはUDCに対して、独立工程表に加わるのか加わらないのかについて2、3日以内に決定を求める内容の最後通告を突き付けた。 6月17日水曜UDCの州政府閣僚委員会の後、同党より選出されていた3人のカタルーニャ自治政府閣僚が辞任、政権を離脱した。ただし任期中(2016年まで)は州議会(CDCとの)会派は維持するとした。同日夜CDCの全国執行委員会は緊急会合を開き、翌日記者会見でUDCとCDCは次期州議会選挙において共闘しての参加をしないことと、政党連合CiUプロジェクトが終わったことを発表した。
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