2015年広島市長選挙とは? わかりやすく解説

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2015年広島市長選挙

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/10/02 23:19 UTC 版)

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2015年広島市長選挙
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2015年4月12日 (2015-04-12)
→ 2019年

投票率 42.78%
 
候補者 松井一実 小谷野薫 河辺尊文
政党 無所属 無所属 無所属
得票数 275,773 70,116 17,279
得票率 70.60 17.95 4.42

選挙前市長

松井一実
無所属

選出市長

松井一実
無所属

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2015年広島市長選挙(2015ねんひろしましちょうせんきょ)は、2015年4月12日に執行された広島県広島市市長選挙である。第18回統一地方選挙の一つとして実施された。

概要

松井一実市長の任期4年が満了したことに伴って行われた。当初は6人が立候補を表明しており、そのうち4名が3月19日に広島市青少年センターにおいて、ドットジェイピー (NPO)の主催した「広島未来討論会」に参加。松井を含む2名が所用により欠席した[1]。その後1人が立候補を取りやめ、告示日に立候補したのは5人となった。

選挙は現職の松井一実を自由民主党公明党民主党広島県連が推薦し再選を目指し、無所属の前サンフレッチェ広島社長小谷野薫らが対抗した[2]

立候補者

以下の5名が立候補を届け出た[3]

立候補者一覧(届け出順)
候補者名 年齢 党派 推薦・支持党派 肩書
松井一実 62 無所属 (推薦)自民・公明・民主 〈元〉中央労働委員会事務局長・在英日本大使館1等書記官
荒木実 72 無所属 駐車場経営〈元〉皮革製品販売業
小谷野薫 52 無所属 〈元〉サンフレッチェ広島社長・エディオン顧問
橋本征俊 34 無所属 〈元〉飲食業・飲食店社員
河辺尊文 60 無所属 (推薦)共産推薦 政治団体事務局長〈元〉広島民主商工会事務局長

選挙結果

無所属で現職市長の松井一実が、小谷野薫ら4候補に大差をつけて再選を果たした。野党相乗り選挙で盛り上がりに欠いたことも影響して投票率は42.78%となり、戦後4番目に低い数値となった[4]。対抗候補と目された小谷野は組織選挙を展開する松井陣営を「暗黒選挙」と批判し、自身はインターネット選挙運動を呼びかけ、TwitterFacebook等のSNSを利用した無党派層、若年層の掘り起こしを狙ったものの、投票した無党派層の支持率は松井の66.6%に対して26.4%に留まり、若年層は20代後半の支持率で拮抗したものの、20代前半、30代の支持率では松井に2倍以上の差をつけられた[5]

なお、当選者の任期は2015年4月13日付で就任という形態となったが、松井の一期目の任期は同年4月9日までであったことから、厳密には同年4月10日から12日までの間は市長が不在の状態となっていた[6]

※当日有権者数:935,619人 最終投票率:42.78%(前回比:-6.30%)

候補者名 年齢 所属党派 新旧別 得票数 得票率 推薦・支持
松井一実 62 無所属 現職 275,773票 70.60% (推薦)自民党・公明党・民主党
小谷野薫 52 無所属 新人 70,116票 17.95%
河辺尊文 60 無所属 新人 17,279票 4.42% (推薦)共産党
橋本征俊 34 無所属 新人 16,675票 4.27%
荒木実 72 無所属 新人 10,750票 2.75%
出典:広島市長選挙 投票結果・開票状況速報”. 広島市選挙管理委員会. 2015年4月16日閲覧。

脚注

  1. ^ 広島市長選立候補予定者、公開討論会が19日 朝日新聞デジタル2015年3月13日配信
  2. ^ 広島市長選が告示、5氏届け出 4月12日投開票 朝日新聞デジタル2015年3月29日配信
  3. ^ 候補者・開票情報:広島市長選 朝日新聞デジタル 2011年3月29日配信
  4. ^ “松井氏 圧勝の再選”. 朝日新聞(広島). (2015年4月13日). http://www.asahi.com/senkyo/local2015/news_images/hiroshima0412.html 2015年4月16日閲覧。 
  5. ^ 中国新聞「広島市長選挙 投票所出口調査」2014年4月14日付記事より。市内8区22カ所の投票所で500人の有権者対象に実施。
  6. ^ 平成27年(2015年)4月13日広島市選挙管理委員会告示第20号(平成27年4月12日執行の広島市長選挙において当選した者の住所及び氏名) : 『広島市報』 定期第1020号 平成27年6月1日 p. 61

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