2013年隔年開催問題
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/06/26 04:54 UTC 版)
「国民体育大会軟式野球競技」の記事における「2013年隔年開催問題」の解説
2008年12月、国体の実施競技見直しを検討している日本体協のプロジェクトチームが一部競技を「隔年実施」とする改革案をまとめ、軟式野球をはじめ4競技(なぎなた、銃剣道、トライアスロン)を「隔年」にランク付けした。改革案は国体委員会で審議し、早ければ2013年の東京大会からの導入を目指す。プロジェクトチームは同一年に実施する正式競技を冬季3競技を含めた現行の40競技とし、参加を希望した51競技(既に実施の40競技含む)を45項目の評価ポイントでランク付けした。五輪競技は300点と重視し、相撲など伝統競技のほか、国内外の普及状況やジュニア強化体制も判断基準とし、トライアスロンを含むランク上位の41競技を正式競技で採用する方針を出した。これを(1)毎年実施(2)隔年実施(3)開催地選択―の3区分に振り分け、ランク下位の4競技が隔年実施で毎年2競技ずつの実施となる。ただし実施年から外れた2競技のうち1つは「開催地選択」の区分で救済されるため、毎年実施できないのは1競技だけになる見通しである。本大会の全体競技数は現行の37で変わらず、4年ごとに評価は見直す方針。公開競技の高校野球は別区分で実施される。 これに対し、全日本軟式野球連盟は抗議の署名活動を行っており、日本プロフェッショナル野球組織(NPB)や日本野球連盟(社会人硬式野球)も協力の姿勢を示している。
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