2012年のネパール国軍統合後
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「ネパール人民解放軍」の記事における「2012年のネパール国軍統合後」の解説
ネパール国軍統合へ統合されることになったネパール人民解放軍の戦闘員は統合後の階級が決まらないままに、2012年11月25日からネパール国軍の施設で9ヶ月間の訓練に入った。戦闘員はネパール軍に新たに設置されたGeneral Directorate of National Development, Forest Protection and Calamity Management(この部隊はマオイストの元戦闘員35パーセント、政府治安部隊員65パーセントの人員からなる。)に配属され、前述した合意内容にあるように非戦闘員としてインフラ建設や森林保護、災害救助などの分野で働くことになっている。 階級の問題については、2013年3月13日に成立した主要政党間の合意で、1人に大佐、2人に中佐のポストが与えられることになった。当初、マオイストは戦闘員全員をネパール国軍に統合すべきと主張していたが、最終的には主要政党間の合意をはるかに下回る1,442人が統合された。統合の方法が「侮辱的である」として引退を希望した人が多かったこと、学歴や年齢がネパール国軍の基準を満たさなかったために選抜から外された人がいたことが、その原因である。
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