2011年マスターズ勝利
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「シャール・シュワーツェル」の記事における「2011年マスターズ勝利」の解説
2011年4月に開催された第75回マスターズ・トーナメントで、2位に2打差をつけてメジャー初優勝を遂げた。南アフリカ出身のゴルファーとしてはゲーリー・プレーヤー、トレバー・イメルマンに続く3人目のマスターズ制覇で、ゲーリー・プレーヤーがマスターズで初勝利をあげた1961年からちょうど50年目の優勝であった。最終日、首位に4打差をつけられてのスタートであったが、2位のアダム・スコット、ジェイソン・デイらに2打差をつける勝利であった。 最終日1番はグリーン右サイドからチップインバーディーを決め、3番でもフェアウェイ中程からの第2打をグリーンにのせイーグルとスコアを伸ばし、この時点で首位スタートしたローリー・マキロイとの4打の差はなくなった。4番ではボギーを叩き、以降中盤は我慢のゴルフが続いたが、後半15番でバーディーを奪うと、16番・17番と3連続バーディーで単独首位に立ち、18番ではマスターズ史上初となる4連続バーディーを決めスコア「66」をマークして見事メジャー初タイトルを獲得した。ゲーリー・プレーヤーは「これが王者のフィニッシュだ!」とシュワーツェルを讃えた。なおこの勝利によりワールドゴルフランキングは前週の29位から11位にあがった。 同年のメジャー大会では、マスターズのみならず全米オープンでも9位タイ、全米プロゴルフ選手権では12位タイといずれも自己ベストとなる好成績を残している。また全英オープンでも2日までは7位と首位争いを演じていたが3日目に75を叩いて崩れ、最終順位は16位タイであった。 2022年6月にLIVゴルフ開幕戦に参戦。
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