2005年のユネスコ総会
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「文化多様性条約」の記事における「2005年のユネスコ総会」の解説
文化多様性条約はアメリカ合衆国の文化(映画や音楽)の普及を警戒するフランス、カナダが強力に推進したと言われている。2005年のユネスコ総会においては、日本を含む148国が賛成し、アメリカ合衆国とイスラエルが反対し、オーストラリア、ホンジュラス、リベリア、ニカラグアの4カ国が棄権した。 アメリカ合衆国は、1984年にずさんな運営を批判して、ユネスコを脱退していたが、2003年に19年ぶりにユネスコに復帰し、文化多様性条約に反対してきた。アメリカ合衆国は、世界貿易機関(WTO)のルールに抜け道ができるとの懸念などから条約決議で反対票を投じたと言われる。
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