2000年代以降の銀行の不良債権問題
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/01 15:05 UTC 版)
「不良債権」の記事における「2000年代以降の銀行の不良債権問題」の解説
「金融再生プログラム」も参照 2001年初頭のサミット・G7において、日本は各国特にアメリカから不良債権処理の推進を強く要求された。 2002年度の、全国銀行の不良債権の処分による損失の累計額は、81兆5000億円に達した。不良債権処理にともなった銀行の損失累計額は、1992-2002年度末で94兆円となった。 不良債権比率は、1999年3月時点で6.1%であったが、2006年9月には1.5%にまで減少した。 平成21年9月期の全国銀行の金融再生法開示債権残高は12.3兆円まで収縮した。 平成26年3月期の全国銀行の金融再生法開示債権残高は2.1兆円まで収縮した。 2009年には池田信夫によると全銀行の不良債権の純損失の総額は100兆円という規模となった。
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