2度目のワールドシリーズ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/09 07:59 UTC 版)
「クリーブランド・ガーディアンズ」の記事における「2度目のワールドシリーズ」の解説
1948年に上記の選手がフル稼働し、シーズン序盤から激しい首位争いを演じた。シーズン途中には、ニグロリーグで長年プレーしたサチェル・ペイジが、42歳という史上最高齢新人投手としてメジャーデビューする。ペイジはデビュー戦を完封勝利で飾り、シーズンでは6勝をあげる活躍でチームに貢献した。最終的に96勝58敗でボストン・レッドソックスと同率首位に並び、ワンゲームプレイオフが行われることとなった。この試合では、監督で内野手であったルー・ブードローが2本塁打を含む4打数4安打の活躍をみせ、8対3でレッドソックスを下し、2度目のリーグ優勝を果たした。 続くワールドシリーズでは、ボストン・ブレーブス(現:アトランタ・ブレーブス)と対戦。このシリーズは、インディアンスのフェラー、レモンに対して、ブレーブスはウォーレン・スパーン、ジョニー・セインという左右のエースを抱えており、それぞれのエース同士の対戦でもあった。第1戦ではフェラーとセインが投げ合い、どちらも7回まで0点に抑える好投をみせたが、結局1対0でセインが投げ勝ち、ブレーブスが勝利を収めた。続く第2戦ではレモンとスパーンが対戦、5回にスパーンが崩れ、4対1でインディアンスが勝利した。第3戦、第4戦とインディアンスが連勝し、第5戦ではブレーブスが一矢報いた。3勝2敗で迎えた第6戦では、レモンが7回まで1点に抑える好投でブレーブスを下し、インディアンスが28年ぶり2度目のワールドチャンピオンに輝いた。
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