2人のエルダー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/04 07:11 UTC 版)
「処女はお姉さまに恋してる」の記事における「2人のエルダー」の解説
『2人のエルダー』の企画が始動したのは、前作『おとボク』の発売から1、2年後であった。本格的に動き出したのは、『やるきばこ2』の発売後、前作の発売から2、3年後のことであった。 『おとボク』に対するユーザーの反響は大きかった。ファンのユーザーが『おとボク』の即売会を催した際、ライターの祟夜あやも同人誌を出品した。その同人誌は加筆修正を経て『櫻の園のエトワール』として出版された。(一般に)ゲームでは必然的に主人公視点が多くなり、他の登場人物に視点が移っても「他の視点から見た主人公」が軸にならざるをえないとする。祟夜は『櫻の園のエトワール』では群像劇を書いてみたいと思ったという。『2人のエルダー』は『エトワール』を起点として制作された。 祟夜は、前作から「現代社会に足りない、優しさを伝えるゲーム」というコンセプトを引き継いだ。主人公については、差別化を図るべく、女性らしさを前面に出した。さらに見た目と中身のギャップを意識し、瑞穂とは違い性格を悪くしたという。前作発売時と違い、「男の娘」というジャンルの認知が進んでいる状況であった。祟夜は「美少年が女装して、女の子たちとイチャイチャする」という一般的な男の娘ゲームとは異なるものになるよう心がけたと説明している。 のり太は、「綺麗に根気強く描く」という部分にこだわり、精密な原画を心がけた。前作との違いとして画面がワイドになっており、大変であったとしつつも、演出の幅が広がったとしている。
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