2つの組曲について
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2014/02/18 04:33 UTC 版)
「ハイ・ファイ・エリントン・アップタウン」の記事における「2つの組曲について」の解説
このアルバムに収録された「コントラヴァーシャル組曲」(The Controversial Suite)は、エリントン自身の音楽の変遷を再現した「ビフォア・マイ・タイム」(Before My Time)と、将来の自身の音楽を模索した「レイター」(Later)の2つのパートからなる組曲で、1950年に作曲され、翌年1月21日にメトロポリタン・オペラ・ハウスにて初演された。一方、「ハーレム組曲」(The Harlem Suite)は、ハーレムに住むアフリカ系アメリカ人の歴史と生活を音で描いたものである。約13分に及ぶ大作であり、エリントン楽団が1950年5月から6月にかけて行なったヨーロッパ・ツアーの帰途船上で書かれたと言われている。また、この曲は別名として「ア・トーン・パラレル・トゥ・ハーレム」(A Tone Parallel to Harlem)とも呼ばれている。
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