1996年改正
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 09:44 UTC 版)
「ベラルーシ共和国憲法」の記事における「1996年改正」の解説
1996年11月、ルカシェンコ大統領は最高会議の抵抗を押し切り、国民投票を実施した。これに先立ち、1996年9月、最高会議は自ら国民投票を実施しようとしたが、憲法裁判所によって憲法に抵触するとして退けられていた。11月の国民投票は大統領の権限を強化するもので、次のような内容を含む。 一院制議会である最高会議を廃止し、二院制の議会を設置する。 ルカシェンコ大統領の任期を1999年から2001まで延長する。 国民投票では750万票中84%が賛成し、同年11月28日、ルカシェンコ大統領は改正案に署名した。 1996年の国民投票は、新しい議会からの野党の排除につながった。透明性と票の水増し疑惑により、欧州連合 (EU)、アメリカ合衆国その他いくつかの国は投票の結果を承認していない。
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