1990年から現在までのモデル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/03 15:51 UTC 版)
「ユリウス・カイルヴェルト」の記事における「1990年から現在までのモデル」の解説
1980年代の終わりまでに、カイルヴェルトはSX90Rシリーズを発表。ブランフォード・マルサリス、Courtney Pine、Ernie Watts、Don Wise、James Moody、Ron Holloway、Mike Smith、David Liebmanといったジャズミュージシャンたちからの支持を得ていた。 カイルヴェルトはソプラノサックスからバスサックスまで、学生向けモデル、中級モデルからプロ向けモデルまで幅広く販売している。2009年の時点で、学生向けのST90、中級のEX90、プロ向けのSX90、CX90、SX90Rを製造。SX90Rは、ハンダ付けされたトーンホールリングを備えている(従来のドローン(引き上げ)トーンホールから形成されたロールドトーンホールとは異なる)。2010年以降、製品のラインナップはプロ向けモデルのSX90とSX90R、学生向け・中級モデルのSTシリーズに統合された。2013年にカイルヴェルトは細めのボアによるまとまりのある音を持つプロ向けMKXのアルト・テナーサックスを発表した。 SX90R: カイルベルトによるドイツ製 SX90: カイルベルトによるドイツ製 MKX: カイルベルトによるドイツ製 CX90: カイルベルトによるドイツ製(2010年以降は製造中止) EX90 series I: カイルベルトによるドイツ製 EX90 series II: カイルベルトによるドイツ製(2003年まで) EX90 series III: 部品はカイルベルトによるドイツ製。組み立てと仕上げはアマティによるチェコ製(2010年以降は製造中止) ST90 series I: カイルベルトによるドイツ製 ST90 series II: 部品はカイルベルトによるドイツ製。組み立てと仕上げはアマティによるチェコ製(2003年まで) ST90 series III: 組み立ても含め台湾製。 ST90 series IV: KHSによる台湾製(2010年以降はSTシリーズとして製造を継続)
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