1973年 NASAのImlacs
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「Maze War」の記事における「1973年 NASAのImlacs」の解説
このゲームのオリジナルバージョンはSteve Colley(後にnCUBEを創設)によって1972-1973年にImlac PDS-1上で動作するものとしてカリフォルニアにあるNASAのエイムズ研究センターで作成された。彼は一人称視点から迷路を描写しその中を移動できるプログラムを書いた。その迷路は16ビット配列が16個のメモリ内に描かれた。Colleyは次のように書いている: Mazeは当初人気があったが、すぐに退屈なものとなった。そのとき、誰か(HowardかGreg)が迷路に人を入れるというアイデアを思いついた。これをするためには、その時点では互いにネットワークでつながっていなかったImlacが一つでは足りなかった。そこで、私たちは後ろと前の位置を通信するために二つのImlacをシリアルポートを使って接続した。これはとてもうまく機能し、すぐにお互い撃ち合うというアイデアにたどりつき、こうしてファーストパーソン・シューティングゲームが生まれた。 (Colley's reminisces for the 30th anniversary of Maze Warより抜粋) ("Greg"はGreg Thompson、"Howard"はHoward Palmerのことである) Colley、Thompson、そしてHowardはNASAのサマーハイスクールインターンシッププログラムに参加していた。
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