1967年の対戦
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/22 14:48 UTC 版)
「サッカーにおけるイングランドとスコットランドのライバル関係」の記事における「1967年の対戦」の解説
1967年の対戦はUEFA欧州選手権1968予選の一部として行われたが、この試合はスコットランドにとって、イングランド戦でのもっとも有名な勝利となった。イングランドは前年に1966 FIFAワールドカップで優勝しており、このスコットランド戦まで19戦無敗を続けていた。試合序盤にはイングランドのジャック・チャールトンが負傷したが、アルフ・ラムジー監督は規則に阻まれてJ・チャールトンを交代させられず、不慣れなセンターフォワードでプレーさせざるを得なかった。27分にスコットランドのデニス・ローが先制点を挙げ、78分にはボビー・レノックスが追加点を決めた。84分にはJ・チャールトンが1点を返したが、すぐにスコットランドのジム・マカリオグが再び2点差とする得点を挙げた。ジェフ・ハーストの得点でイングランドが再び1点差に詰め寄ったが、スコットランドが3-2で勝利した。試合終盤にはスコットランドのジム・バクスターがキーピー・ヤッピー(ボールを地面に落とさずに保持し続けること)を見せた。イングランドは他会場の結果によりUEFA欧州選手権1968本大会出場権を獲得したが、試合後、スコットランドのファンは自らが非公式サッカー世界王者であると冗談めかして主張した。ロー、バクスター、ビリー・ブレムナーなどが所属するセルティックFCは1ヶ月後にUEFAチャンピオンズカップ優勝を果たした。 試合詳細 イングランド v スコットランド 1967年4月15日 イングランド 2–3 スコットランド J・チャールトン 84分ハースト 88分 ロー 27分レノックス 78分マカリオグ 87分 ロンドン, ウェンブリー観客数: 99,063主審: Gerhard Schulenburg
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