1928-1932: Dixi - オースチン・セブンのライセンス生産
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/31 05:14 UTC 版)
「BMW Dixi」の記事における「1928-1932: Dixi - オースチン・セブンのライセンス生産」の解説
アイゼナハ車両製作所を買収したBMWはオースチン・7のライセンス生産権を引継ぎ、ディクシー"DA 1" をそのまま生産した。これがBMW最初の自動車となった。当初、車には "BMW Dixi" とバッジがつけられたが、1929年にはこの名ははずされ、車名は "BMW 3/15 PS" となる。出力15 PSという意味である。次いでDA 1の後継として、より大型のボディだったが内容はDA 1を化粧直しした程度の "BMW 3/15 DA 2" に変えられた。「セダンのボディはBMWでは作られずフランスのローザンガール (Rosengart) のものだった」といわれるが、実際はローザンガールもオースチン・7のライセンス生産である。これら小型車3/15型はDA 1からDA 4まで4モデルが25,000台製造された。DA 2では、2-4座で、2ドア4枚窓のリムジーネ(limousine, セダン)、カブリオレ、ツアラー、バンが作られた。DA 3ボートテールのロードスターモデルがあった。
※この「1928-1932: Dixi - オースチン・セブンのライセンス生産」の解説は、「BMW Dixi」の解説の一部です。
「1928-1932: Dixi - オースチン・セブンのライセンス生産」を含む「BMW Dixi」の記事については、「BMW Dixi」の概要を参照ください。
- 1928-1932: Dixi - オースチン・セブンのライセンス生産のページへのリンク