1919年改選
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/31 15:02 UTC 版)
「石川県議会議員選挙」の記事における「1919年改選」の解説
1919年9月24日執行。1916年11月27日、大審院は前年の衆議院選挙での石川県の投票用紙は粗悪で中を透視する事ができた、として石川県における再選挙を命じた。これを契機として政友会は巻き返しを図り憲政会は動揺した。結果は政友会は憲政会と同数の当選者を出すに至った。その後、政友会は県議補選に次々と勝利し憲政会の議席を上回り第1党となった。こうした中で県議会通常選挙を迎えたのである。この選挙から金沢市6名・鹿島郡3名に定数が変更された。 金沢市 - 宮本友吉(憲政会)・米原於菟男(政友会)・餝谷與右衛門(政友会)・乾亮(政友会)・高島伸二郎(中立)・板野権次郎(憲政会) 江沼郡 - 本川進(政友会)・坂野忠宗(憲政会) 能美郡 - 石崎蕃(政友会)・池本作平(憲政会)・二木八郎(政友会)・米沢与三松(憲政会) 石川郡 - 藤村晟一(憲政会)・堀喜幸(政友会)・小林庄太郎(政友会)・北西仁三郎(政友会) 河北郡 - 村上初三郎(憲政会)・上野寛一(憲政会)・多田伊太郎(政友会) 羽咋郡 - 堀金松(中立)・村田吉三郎(中立)・谷光源造(政友会) 鹿島郡 - 青山憲三(政友会)・林繁太郎(政友会)・戸部良祐(憲政会) 鳳至郡 - 広瀬昌太郎(中立)・細木坂東(政友会)・岩崎千里(憲政会)・板谷勘右衛門(政友会) 珠洲郡 - 谷内星七(憲政会)・落合昶(政友会) この結果、選挙前の政友会優位の状態は継続された。政友会16名、憲政会11名、中立派4名となったが中立の堀金松は間もなく政友会に復帰した。
※この「1919年改選」の解説は、「石川県議会議員選挙」の解説の一部です。
「1919年改選」を含む「石川県議会議員選挙」の記事については、「石川県議会議員選挙」の概要を参照ください。
- 1919年改選のページへのリンク