17世紀のスイスの竜
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/03 04:19 UTC 版)
「タッツェルブルム」の記事における「17世紀のスイスの竜」の解説
スイスでは早い時期(17世紀)に、「竜」だと称する目撃談が記録されている。その中には猫のような頭と爬虫類のような胴体を持った生物や、有脚の蛇のような生物があり、これらをタッツェルヴルムの例として扱う文献もみられる。 博物学者ヨハン・ヤコプ・ワーグナー(ドイツ語版)は、スイス山地で目撃されたという竜についての複数の記録をまとめ1680年にこれをラテン語で出版した。その後、ヨハン・ヤーコブ・ショイヒツァーがこれら11例に銅版画を添えて1723年に再版した。こうした目撃例はのちに「ショイヒツァーの竜」とも呼ばれるようになった。具体例には、猫頭の竜も、全体的に爬虫類的な例も混在する。
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