17世紀のチベット仏教圏における使用の復活
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/02 14:35 UTC 版)
「パスパ文字」の記事における「17世紀のチベット仏教圏における使用の復活」の解説
17世紀、モンゴル系のオイラトの支援で成立したチベットのダライ・ラマ政権(1642年 - 1959年)のもとで、パスパ文字は印章の印面を刻むための字体の一種として大々的に復活をとげ、ダライ・ラマ自身の印章や、ダライ・ラマがチベットやハルハ、オイラトの王公、貴族たちにハン・ホンタイジ・ジノン・タイジなどの称号を授与する際に送られる印章を刻むのに使用された。 現代に出版されたチベット文字の各種字体の学習帳にも「新ホル文字(hor yig gsar pa)」として収録されている。
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