1559年向け
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「暦書 (ノストラダムス)」の記事における「1559年向け」の解説
この年向けのフランス語による暦書類は18世紀の記録でタイトルは伝わっているが、現存しない。しかし、以下の二つの版は、それに基づいた英語訳と推測されている。 『1559年向けの占筮』 原題 : The Prognostication ... for the yeare of our Lorde, 1559. 大英図書館、バイエルン州立図書館に現存する英訳版で、1969年には影印本が出された。現在はインターネット上でも見られる。 『紀元1559年向けの暦書』 原題 : An Almanacke for the yeare of oure Lorde God, 1559. ヘンリー・ハンティントン図書館(カリフォルニア州)、 ワシントン州立大学などに現存する英訳版で、現在はインターネット上でも見られる。 『1559年9月16日に起こるであろう蝕の意味』 原題 : Les Significations de l'Eclipse, qui sera le 16. Septembre 1559. オリジナルは現存しないが、1904年に出された影印本が、フランス国立図書館、アルボー博物館、大英図書館などにあり、現在はインターネット上でも見られる。内容の大半がツィプリアン・レオヴィッツの蝕についてのラテン語文献の引き写しにすぎないため、偽書と疑う論者もいる。
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