1284-1286年の連続攻撃とは? わかりやすく解説

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1284-1286年の連続攻撃

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/07 02:17 UTC 版)

モンゴルの樺太侵攻」の記事における「1284-1286年の連続攻撃」の解説

この後元によるアイヌ攻撃20年ほどのあいだ、見られなくなる。ただし1273年には塔匣剌(タカラ)が征東招討司に任命されアイヌ攻撃計画したが、賽哥小海間宮海峡)の結氷を待つとの理由で、結局実行には移されなかった。 しかし北九州への2度目侵攻弘安の役1281年)の失敗後、1284年に聶古帯(ニクタイ)を征東招討司に任じアイヌ攻撃命令された。この計画はいったん見合わせとなったが、同年の冬に征東招討司による骨嵬征伐20年ぶりに実行移されている。 その翌年1285年)にも元朝征東招討司塔塔児帯(タタルタイ)・兀帯(ウロタイ)に命じて兵力1万人で骨嵬アイヌ)を攻撃させた。 さらにその翌年1286年)にも3年続けてアイヌ攻撃が行われた。このときの侵攻では「兵万人・船千艘」を動員したとされ、前年もほぼ同様の規模であったという。この遠征には兵站確保のため、屯田設置されたが、翌1287年ナヤンの乱などの動揺もあり、長くは続かなかった。

※この「1284-1286年の連続攻撃」の解説は、「モンゴルの樺太侵攻」の解説の一部です。
「1284-1286年の連続攻撃」を含む「モンゴルの樺太侵攻」の記事については、「モンゴルの樺太侵攻」の概要を参照ください。

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