麦角アルカロイド類
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/20 15:43 UTC 版)
エルゴペプチンアルカロイドのエルゴバリンは畜産牛のフェスクトキシコーシス(fescue toxicosis)発症の原因物質と考えられている。芝草トールフェスクFestuca arundinacea の内生真菌Neotyphodium coenophialum から単離される。1993年からオレゴン州立大学で、全給与飼料中のエルゴバリン濃度は500~825ppb以上で危険というガイドラインが提出されている。ただし、高温多湿では50ppbでも症状の兆候(直腸温の上昇)が見られたという報告がある。
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