瀧川鯉橋
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瀧川 鯉橋(たきがわ りきょう)は落語の名跡。新字体では滝川鯉橋。古くからある名跡だが当代は代数は振られていない。
- 初代瀧川鯉橋 - 後∶初代春錦亭柳桜
- 二代目瀧川鯉橋 - 後∶麗々亭桃流
- 瀧川鯉橋 - 後∶八代目入船亭扇橋
- 麗々亭鯉橋 - (? - 1910年12月3日)、本名∶福田 金太郎。俗に「赤鼻の鯉橋」。明治10年代に鶴の家亀寿の門下で亀朝、六代目桂文治の門下で文勢、明治20年代に三代目柳亭左楽の門下で語笑楽清我、1896年に四代目麗々亭柳橋の門下で鯉橋。大津絵で売った。
- 瀧川鯉橋 - 後∶麗々亭柳左
- 瀧川鯉橋 - 当代
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本名 |
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生年月日 | 1971年1月31日(53歳) |
出身地 | ![]() |
師匠 | 瀧川鯉昇 |
名跡 | 1. 春風亭鯉奴 (1998年 - 2002年) 2. 瀧川鯉橋 (2002年 - ) |
出囃子 | 都鳥前弾き |
活動期間 | 1998年 - |
家族 | 永六輔(義伯父) 柳家喬太郎(遠縁) |
所属 | 落語芸術協会 |
公式サイト | 瀧川鯉橋~七転び 八起きの末の ホンダラダ~ |
受賞歴 | |
第17回北とぴあ若手落語家競演会奨励賞(2007年) 伝統芸能祭り第8回グランドチャンピオン大会優勝(2011年) |
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瀧川 鯉橋(たきがわ りきょう、1971年1月31日 - )は、新潟県上越市出身の落語家。本名∶高原 隆。落語芸術協会所属[1]。出囃子は「都鳥前弾き」[1]。
経歴
2002年6月、春風亭笑橋と共に二ツ目昇進し「瀧川鯉橋」に改名。
2012年5月、四代目春風亭愛橋、十一代目柳亭芝楽、春風亭柳城、笑福亭里光と共に真打昇進[1]。
芸歴
得意ネタ
鯉昇一門の中では数少ない本格古典派である。
エピソード
- 鯉昇に入門願いに行った時、住んでいる部屋の家賃を8か月ほど滞納していた。そのことを鯉昇に話したところ「心の負担になるなら(まずは)返したほうがいい」と言われ、ホンダの期間工でお金を貯めた後に再度鯉昇のところに行き、入門を許された[3]。
家族
受賞歴
脚注
出典
- 諸芸懇話会、大阪芸能懇話会共編『古今東西落語家事典』平凡社、ISBN 458212612X
- ご存じ 古今東西噺家紳士録
外部リンク
固有名詞の分類
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