鳥媒
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/24 05:33 UTC 版)
鳥類による送粉は世界各地で観察され、それらの鳥としてハチドリ・タイヨウチョウ・ハナドリ・ミツスイ・ミツドリ・マミジロミツドリ・ヒインコ・インコなどが挙げられる。ハチドリ科は蜜食に非常に特化した最古の鳥類グループである。花の正面でホバリングできるハチドリを誘引する花は、大きく、赤もしくはオレンジ色の筒状で、日中は隠されている大量の薄い花蜜を持つ傾向がある。鳥は香りに強く反応しないので、鳥媒花は無臭の傾向がある。花にとまる鳥は着陸領域を必要とするので、タイヨウチョウ・ミツスイに送粉される花は筒状でないこともある。また、ヨーロッパには鳥媒植物は自生していない。
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