魚類の発光器
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/19 08:59 UTC 版)
発光器をもつ発光魚(はっこうぎょ、英: luminous fish)はツノザメ目、フウセンウナギ目(フクロウナギ科など)、ソトイワシ目(ソコギス亜目など)、ワニトカゲギス目、キュウリウオ目(セキトリイワシ科など)、ハダカイワシ目(ハダカイワシ科、ソトオリイワシ科など)、タラ目(ソコダラ科など)、アンコウ目(チョウチンアンコウ科など)、キンメダイ目(マツカサウオ科など)、スズキ目(ヒイラギ科、テンジクダイ科など)などの分類群に現れ、すべて海産である。発光する光の色は淡緑色または白色のものが多いが、濃緑色や深紅色のものもある。発光の目的は認識信号(仲間に自分の所在を知らせる)、照明(自分の進路を照らす)、誘引(餌生物を誘き寄せる)、威嚇(敵を嚇す)、防御(敵の目を眩ます)など種類によってさまざまである。
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