魚類の変態
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/14 00:19 UTC 版)
硬骨魚類にも幼生時に親とずいぶん異なった姿のものがある。ウナギの幼生は深海で孵化して浅海に出てくるときには平らで柳の葉のような姿であり、これをレプトケファルス幼生という。その後、成体と同じ円筒形の体に変態するが、その際、大きさがずいぶんと小さくなる。 マンボウの幼生は、全身に針があり金平糖やハリセンボンを彷彿とさせる姿をしているが、成長と共に針が失われ、ゆったりと泳ぐ成体に形を変える。 劇的な変化とは言い難いが、ヒラメやカレイの場合、発生時には通常の魚類と同じような形だが、徐々に眼が体の側面に移動し、最終的には眼を上にした平たい形になる。
※この「魚類の変態」の解説は、「変態」の解説の一部です。
「魚類の変態」を含む「変態」の記事については、「変態」の概要を参照ください。
- 魚類の変態のページへのリンク