鬮除山(くじのけやま)と鬮取り式
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/29 06:52 UTC 版)
「放生津曳山祭」の記事における「鬮除山(くじのけやま)と鬮取り式」の解説
鬮取り式は、毎年曳山の巡行順をクジ引きで決めるものであるが、古新町は曳山元祖の町という事で毎年必ず一番山を務めていた。しかし1721年(享保6年)に他町より異論が出たため、13町で鬮取りを行ったところ古新町が1番を当てたことから、それ以降も毎年必ず一番山を務め、クジ引きを免除される鬮除山(くじのけやま)といわれる。 現在も8月初めの大安の日に、鬮取り式(鬮取り番付御祭)を放生津八幡宮で執り行っている。古新町を除く12町は、町を東西に流れる内川をはさんで6町ずつあり、前山6町、後山6町に分け交互に交代し、クジ引きで二番〜七番山(前山)、八番〜十三番山(後山)を決めるほか、祭礼当日の安全を祈願する。
※この「鬮除山(くじのけやま)と鬮取り式」の解説は、「放生津曳山祭」の解説の一部です。
「鬮除山(くじのけやま)と鬮取り式」を含む「放生津曳山祭」の記事については、「放生津曳山祭」の概要を参照ください。
- 鬮除山と鬮取り式のページへのリンク