高見発電所
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/01/22 08:54 UTC 版)
高見発電所は北海道電力が管理する自流混合型の揚水式水力発電所である。静内川の水と、支流である春別川よりトンネルで導水した水をダム湖である高見湖に貯え、それを地下に建設した発電所によって発電する。そして発電所から放流した水は1966年に既に完成している静内ダムへと貯えられ、エアコンなど家庭用電力や工場用電力が大量に使用される夏季や冬季の電力使用ピーク時に高見湖へと揚水され発電を行う。発電所の最大(認可)出力は20万キロワットであり、二機の発電機を有する。1号機はダムの完成と同時に運転が開始され、遅れて1993年(平成5年)4月に2号機が運転を開始した。なお、1号機運転開始によって、北海道電力は所有する水力発電所の総出力が100万キロワットの大台に達している。
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